視力低下が気になる場合の診療
DECREASED VISUAL ACUITY
当院は目のかすみやゴロゴロする違和感、視力低下をはじめ、ドライアイや飛蚊症など様々な目の不調に対応し、地域の患者様の目の健康を支えております。ご来院いただいた際に一人ひとりの症状を丁寧にヒアリングし、症状に合わせた適切な対応を心がけています。白内障の日帰り手術を行う際にも事前のご説明を大切にし、患者様が抱えている不安を少しでも軽減できるよう努めております。ここでは主に視力低下の診療についての説明をします。
様々な視力低下の原因
物を見る時は、黒目(角膜)→目の中のレンズ(水晶体)→目の内側にある神経(網膜)→目と脳をつなぐ神経(視神経)→脳の後ろ側(後頭葉)の順で映像が伝わっていきます。この経路のどこかに異常が起きると視力は低下します。
角膜の病気としては、パソコンの画面やテレビなどを長時間見る機会が多い方に目立つドライアイ、レンズの病気としては加齢によるレンズの濁りである白内障、網膜の病気としては糖尿病に神経の腫れや緑内障や加齢黄斑変性症などが挙げられます。
また、眼球自体に異常が無くても視神経や脳の異常が原因で視力低下を起こすこともあり、眼科検査である程度診断することも可能です。私が経験した例としては、1-2日で片目が失明寸前まで悪化した視神経の炎症、気が付いたら視界が半分欠けていた脳腫瘍、物がダブって見える事で発覚した脳動脈瘤などがありました。
当院では上記のほとんどの検査を実施可能です。検査の結果、視神経疾患や脳疾患を強く疑う場合には脳の専門の先生に相談する必要があることから、総合病院へ精密検査や治療を依頼することもあります。どのような場合であれ、検査結果に関してはお一人お一人に分かりやすい説明を行うように心がけております。
視力低下をきたす病気への治療
目薬や白内障手術などで改善できる場合は当院で治療を実施いたしますが、緑内障手術や硝子体手術が必要な場合、あるいは入院での治療が必要と判断した場合には速やかに専門の病院へご紹介いたします。地元でできることは地元で治療した方がきっと患者様の生活に便利だと思います。ただそうでない場合には、当院は大きい病院への架け橋となります。どうぞ当院を城南地域の目の病気の相談窓口としてご利用いただければ幸いです。広々とした駐車場を完備しておりお車での来院可能です。城南町の近隣からも多くの方が来院されており、これからも地域に根ざした眼科クリニックとしての役割を果たしていきたいと思います。
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視力低下の原因に合わせたケアをご提案
目の違和感や痛み、視力低下といった目のトラブルに精通しており、患者様のお悩みをお伺いした上で適切な施術を行います。熊本市南区に拠点を構える地域密着型のクリニックとして、大切な目の健康を守る役割を担っております。一般的な診療から、白内障の日帰り手術、さらにコンタクトの検診まで幅広く対応しており、施術前には不安を和らげるための説明を丁寧に行っています。眼科としての基本的な役割だけでなく、大規模医療機関との連携も視野に入れた診療体制を整えています。